好きだからという単純さ
放置された気持ちを思い返して
理由なんてとうに忘れたことを思い出す
ただ今はそばにいたい
まるで子供がダダをこねてるよう
揺れる視界の原因は簡単で
こんなにも安い涙はないでしょ
悲観に名をつけるなら
眠りにつこうとするたびに
疑問があたまを
侵食する
貴方は
辛くなるばかりで
死んだほうがマシと言うの
いち
不公平が広がっていく
どうにもならないこともあるんだって
諦められないなら
どうしたらいい?
歩み寄れないなら
やっぱりそれは諦めるしかないのよ
眠れますように
汚れたまま生きたくない
どうやって死のう
どうやって死のう
頭が脳みそが侵食されて
私は薬を手にするの
血は流さない
吐き気がする
汚いって誰が言ったの?
でも汚れた気がする
なんで綺麗でいられないの
汚いものが純粋に関わってくるから
ああそっか
懐かしい
だから私は髪の毛を切って
男になろうとしたんだ
異性として見られるなんて吐き気がする
誰よりも綺麗でいたかった
男に見えたら好意なんて持たれないでしょ
そんな目で見ないでよ
彼にだけかわいいって言われればそれでいいの
他の人の目に映って汚れていく自分なんか嫌い
嫌い嫌い
汚いからもう彼にも触れない
会えなくなった私を
もう諦めたなんて思わないで
輝く君が好き
お湯をこぼした右手に意思はあるのかな
煩わしくて仕方がないの
今日は傷つく左手が見たいの
あなたが刺す言葉が痛いの
酷いの
わたしの穢さを説くあなたは綺麗なの?
どうなの?
それは正しいの?
愛してるよA氏
本当の理由と君と最も後に
違うよ そんな理由じゃないでしょう
満足しただけ
今日はなんとなく疲れただけ
15年もすれば、彼の囁いたささくれ程のひっかかりに気がついて、彼女は私を汚くてふしだらな奴だと言い始める
彼は言ったわ だって本当のことでしょう
彼女は言ったわ 傷つけるのは嫌