ビッチ

すべてをさらけ出す必要なんかない

抱えた闇は私のものだし

今更どうにかなるものでもない

貴方に打ち明けては私の闇が深まるだけ

私の汚れたところが見えるだけ

必死で光を生きていたのに

途端に引きずり降ろされて

落ちた場所で共有する過去は

私の背中を仄暗くしていく

君に触れられない

君に触れられない

汚い私を知られては

君に触れられない

君に近づけない

綺麗な君を穢さないように

新しい自分を形作って

思い出したくない過去は見えない箱に

君に知られてしまった

君に言われてしまった

あの日汚れてしまってから

そうね

きっと 私は私をどうでも良くなっていて

だってこんなに汚い私だもの

クソみたいな私だもの

こんなやつ欲しがるのは

クソみたいな奴しかいないと思ってたんだもの